リトル・リトル・ク・リトル・リトル
2009-05-17


クトゥルフをお題に書かれた800文字以内の掌編コンテスト作品を収めたリトル・リトル・クトゥルー
 
普通にクトゥルフアイテムが登場する作品や、ギャグやパロディもあり、 原作の裏側で進行してた事象を描くといった趣向でガッチリと固有名詞が踊るもの(表の出来事については、読者は熟知していると当然のように前提されていて、一切描写されなかったりもする)や、 直接的な用語や舞台は登場しないもののクトゥルフ的異常を描くものまで、さまざま。 どれも見開きの2ページで完結しているので、ちょっとずつツマミ読むことができる。
800文字という規格からも分かるように企画も執筆者も日本人なのだけど、改めて痛感するのは、インスマスの扱いやすさと人気は異常。 あと、ティンダロスの猟犬。
[活字]

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